「働き方改革」この言葉聞くと、経営者はため息をつくくらい頭の痛い問題です。特に、大手と違って我々零細中小企業において、人員配置は余裕持っての体制ではなく、穴埋め作業は一苦労している社は多いはずです。しかし制度は待ったなし!当社もノー残業デイ設定したり、時短意識を高める指示を出したりして啓蒙してます。我々建築業界の若手社員の獲得は非常にハードルが高い。なぜなら、今の若手の働く職場基準に有給・残業レス・年間休日だったりのキーワードがキモのようで。これから我々業界が若手を積極的に受け入れたいのであれば、我々社員一人一人の意識を変えて、若手が来やすい環境づくりが必須なのです。わが社では年間9600時間もの残業時間が発生しております。もちろん金額に換算すれば経費は相当の額なので、経営者としては削減できるに越したことではないのですが、私の本質はそこではなく、若手が居座れる環境整備のためであることを社員全員に分かってほしいのです。30分、1時間/日の時短の実行は個々の意識で十分改善できることだと確信してます。何のための働き方改革なのか?今を見据えるのではなく、5年、10年先を見据えねばならないのです。数字とのバランスを考えるのは一苦労ではあるが、取り組む価値はある!まずは私から、そして役員、管理者がしっかり実践して定着への礎を築きたく思います。想いをカタチへ、カタチを感動へ。
本来であれば、秋はイベントの季節になります。しかし、ご存じのコロナ禍でまだまだ自粛ムードが漂う日々がつづいており、大きくイベントを組めずにやきもきしているお会社も多いはずです。情報収集すると、数は少ないものの、徐々にイベントを開催している動きもみられている。ある程度の批判も覚悟の上なのでしょうね。個人的意見としても、イベントは最大限の予防策を講じたうえで、リスク下げての開催は大いに賛成です。国は経済優先で様々な補助金絡めた対策で景気を回す努力をしてます。企業も前向きに捉えて前進をしなくてはいけないと思います。ただやみくものにイベント企画して盛り上がりありきではまずいと思いますが、ある程度の人数制限を決めて管理できる範囲に留めた企画運用が望ましい。新築やリフォームを考えるお施主様が、コロナ禍のリスクを背負ってまでイベント参加するということは成約率も今までより望めるということだと考えます。惰性的に行う想いの無いイベントやってみたところで顧客は満足してはくれません。いかに顧客満足を生む提案力や企画力をイベントにぶつけることができるのか手腕の見せ所のように思います。なので、当社も地元のお得意先様がより受注しやすい環境配備だったり、来て喜んでいただく、ワクワクしていただく企画を知恵絞ってゆこうと思います。やる気を出させることも販売店としての役割の一環です。コロナ禍だからこそ、より一層の顧客満足主義を追求してゆきます!
先日、ハウスデポ全国社長会の収録に行ってまいりました。次世代経営者座談会という呈でのお呼ばれでしたが、私はもはや次世代の経営者ではなく、むしろ次の候補を探す立場なのですがね。ま、それはさておき、久しぶりの東京出張でございましたので、電車は使わず営業車で行かせていただき、感染予防は十分配慮の上で向かわせていただきました。東京とあってチョイ緊張しましたね。つい最近までは全国の加盟社の社長様が集まって行われる会でしたが、最近はこうした録画形式でZOOM発信するオンライン形式に切り替わってます。当社も独自で動画配信を検討しており、お得意先様への情報配信はコロナ禍だって継続してゆかねばと思っております。
いや~、久しぶりに他県の同業社長様と会話でき、意見交換でき、すごく有意義でした。経営者は地域に閉じこもっていると井の中の蛙になってしまいがちですからね。コロナ禍になってなおさらです。これからの企業の在り方は様々なのでしょうが、変化に富む昨今です。頭を柔軟化しつつ、実行力ある経営者目指して、さまざまな意見や政策を大いに参考にして乗り越えてゆきたいと思います。