昨日、購入後僅か2年半の愛用のマイカーを手放しました。私的にはお気に入りの愛車ではありましたが、手放すのには理由があったのです。実は今年3月に高校を卒業する長男が海外で自分のやりたいことに挑戦してみたいと言ってきて、私は反対せず一言返事で応援することにしたのです。自らの意思で高校生がチャレンジしたいことを意を決して伝える勇気に惚れたのです。世間体や家庭の事情だけでその貴重な勇気や想いを摘むのは親としては失格と思ったのです。私的には息子にはこうあってほしいな~なんていう想いはそれなりにありましたけど、それ以上の回答がきたので正直びっくりです。俺に似てチャレンジャーだなと思いましたが自分が高校生の時は意思も想いも希薄でしたからこいつは凄いなと素直に感じました。いろいろシュミレーションしてかかる期間、費用などを出してみて妻と相談。これはこれで海外事情を把握するうえでは私たち親としていい勉強になりました。あとは息子の想いをさらにアゲアゲするために私はある仕掛けをしました。それは何かというと、私の大切にしている愛車を売って、それを元手に息子に「お前に賭けてみるよ!」とあえて伝えることでした。どう受け止めたかは聞きません。多分、私の息子ですからやる気が猛チャージされたはずです。今は一生懸命英語のスキルを上げる期間。ほかの子とはちょい期間がズレた受験になってはしまいますが、やるなら本気モードになってほしいですね。正直、愛車を売り飛ばすまで余裕がなかった訳ではなく、子供資金は前々から準備できていました。ただ、スイッチ入れるきっかけも大切だしそのパフォーマンスも大切なのです。長男である立場で、将来一族を引っ張る立場である彼には遠回しにプレッシャーをかける責務が私にはあり、何かあるたびに「お前、おれを超えられるのか?」と挑発的に質問すると「それな」とZ世代風の返事をする長男。これから第二ステージにステップアップできるかどうか。楽しみであります。まだ次男も残っています。私は親として決して何事も強制はせずに自発を促す仕掛けをこれからも考えてゆきたいと思います。