仕事がらみではございませんが、昨年から挑戦し続けていることがあります。それは、ベストボディジャパンという体を極限まで鍛えあげて、お披露目するというコンテストです。同ジム内の知人からの軽いノリで勧められて、始めたのがきっかけ。いままでは、健康増進という名目で続けていたジムですけど、コンテストに出れる体にするという具体的な目標ができると、時間軸で計画的に進めねばならないという自身の背中押しが加わり、日々の筋トレ活動に意義を見出すのです。大会開催まで2か月が切りました。始めたのが2019年の3月だから、今に至るまでの期間モチベーションを維持しつつやってこれたことは自身への自信がさらに高まりましたし、とにかく、時間かけて無理しすぎずペース配分を考えての減量を意識してきて、当初体脂肪23~25%だった体もいまは16%台。残りの日数を追い込んで何とか10%にするというのが私の目指すところ。短期間で行うダイエットは無理があるということもあるし、リバウンドが必至。大切なことは、習慣化の実現と維持である。これは、減量に限らずビジネスでもいえることだと思う。中長期に目標を決めたらブレずに継続して、成功や達成を信じてやり続けること。そして、それが何のための努力かというゴールを明確にすることがモチベーションを維持できる秘訣だと思う。私は鍛え上げた体を、健康増進と自慢する息子たちの顔を想像して日々の試練に耐えております。ビジネスも社員の幸せだったり、自身の家族の幸せを切に願うからこそ、次の一手や行動がついてくるのだと思う。自身への挑戦は、歳は関係なく死ぬまで続けなければいけないとつくづく思うのでした。
毎年当社では7月15日は賞与支給の日です。こんなご時世ではありますが、なんとか賞与も捻出することができたことは、社員一人一人の頑張りと、得意先様、仕入れ先様がいてくれてのことであると心より感謝してます。社員一人一人には面談でも言及してますが、「ありがとう」と素直に感謝したいと思います。私たち組織に携わる人間は、周りの支えや協力をもって成り立ってます。よって、業績向上や業績の悪化も一人一人の社員の、経営者の心の持ち方如何であると思ってます。私たちは支えてくれる家族や仲間がいるから今の幸せが維持できている。そんな当たり前なことを感謝としてとらえてお互いに「お蔭様」と想い合える運命共同体でありたい。これからの厳しい時代こそ、そんなアナログチックなことが企業の生き残る道と思うこの頃でございます。
我が家では、コロナ禍に受験を控える中3の次男がおります。コロナによって春先から大好きな野球を取り上げられ、家にこもりっきりで、ついついゲームやYouTubeに夢中になってしまい、いざ登校が始まってもその文化からなかなか脱せられずに、日々を過ごしてます。学に没頭しない子に勉強しなさいと叱責したところで、習慣化はすぐには戻りません。特に母親との口論が絶えない中、なんとか自分が入って少しでも殺伐とした雰囲気を脱したいなあと、次男の受験に携わることを買って出ました。とはいっても、さすがに中学受験レベルとなると分からないことや忘れてしまったあれこれで、教えるというよりは一緒に学ぶという感じ。自分が携わることで、子供との距離が縮まることは言うまでもないが、もうひとつ、忘れ去られてた知識を呼び戻すことができ、あのころの懐かしさを思い起こしているのです。歴史で起こったあの事件や出来事。忘れていた世界の位置づけや、47都道府県の場所など。ちょっとした学びは、私の新たな生活習慣になりつつあります。毎日最低1時間を息子と過ごす学びの場。「子は親の心を演じる名優である」倫理の教えの一つです。日頃学ぶことを忘れ、好きなことに時間を費やすことを我がストレス解消法であると勘違いしている私をみて、学びの時間を少なくしてしまった息子。あえて親に心配させ、私の心に喝を入れるがごとく、実は自然と私を学びの域に導いてくれた息子なのではと思い始めました。そんな機会を与えてくれた息子に改めて学ばせていただきました。ぜひ息子と一緒に受験を乗り越えて喜びを分かち合いたいと思います。人間は死ぬまで学び続ける生き物なのですね~。
先日、ある企業が見えられて「会社の強み」について質問されました。みなさんなら何て答えますでしょうか?機動力?提案力?価格の安さ?まあ、これについては企業によって様々だと思います。私は、これからの企業の在り方に「人間力豊かな社員からなる会社」を強力に推し進めてゆきたいと考えます。上記に掲げた事項であったり、生産性高い企業は、もはやこれだけIT化が進み、かつAIの能力を導入したりすることが当たり前の時代になってくるとドングリの背比べになってくることは間違いないと思います。しかし、この人間力というパワーはAIでも分析できない奥深いものがある。絶妙なタイミングでの「言葉かけ」「配慮」「感謝」。こうしたフレーズは、若い人に伝えると時代遅れの扱いを受けがちであるが、こんな時代だからこそ、真価が問われ、効果を発すると思っております。これから長期高齢化を迎えます。ちょっと疎遠になったアナログなこと、たとえば手書きで書く礼状だったり、感謝や恩を感じたらメールやLINEではなく、直に言葉でいう「ありがとう」など。そんなことが商売繁盛の宝箱だったりするのではないでしょうか?そんなちょっとしたことをものすごく重要視する思いやり精神、感謝精神を重んじる企業確立に向け、様々な社員研修の実施や気づきの実践、朝の活力朝礼を取り入れたり、笑顔と元気な挨拶の実施など、まずは私から率先実践でもって社内に徐々に浸透できればいいなと。まだまだ発展途上ではありますが、そんなことを冒頭の質問を受けて考えたことでした。堂々と当社の強みとして言えるよう、私自身これからも学び続けます。