㈲小堀材木店初代代表の奥様が永眠されました。95歳でした。創業して58年目を迎えておる当社ですが、陰で会社を支えていただいた貴重な存在でございました。4代目である立場として、今思うことは先代たちだったらどんな想いを持っているのだろうか?何かを策定したりアクション起こすときは考えるようにしております。事業承継と簡単に言葉で言うほど簡単なことではありません。これから未来永劫に会社を進化発展させるためのバトンタッチなわけですから、奥が深いし、真剣に考えれば考えるほど悩ましい。そんなことを改めて考えさせられる一面でした。ご冥福を心より申し上げます。
当社では朝礼で「職場の教養」を採用して自己研鑽の一環に活用しております。シンプルなネタでよくある光景を例に日々の心の在り方について問いかけてくれる素晴らしいツールであると思っております。最後に今日の心がけというフレーズを皆で声に出して確認する。これをどのくらいの割合で社員が心に沁みて聞いているのかな?なんて気にしていた時期がありました。しかし、それを期待したり強制しては意味がない。私は少なからず今日のプチテーマとして意識して一日を過ごしてみようと感じてます。すると不思議と心にゆとりと前向きさが湧いてくるんですよね。私と同じような捉え方をしてくれる社員が一人でもいればそれでいいと思っております。経営者が望むことは、会社の業績が上がって、お客様も社員も幸せになればいい。職場においても社員が日々生きがいと喜びを感じて笑顔でお互いに仕事ができるといい。私の口からというよりはこうした媒体を通じてメッセージを発信させることも自己啓発促しの一つとしてこれからも活用してゆきたいと思います。
5/9は母の日でした。皆さんは何か感謝込めて贈り物はされましたか?日頃照れくさくて言えない感謝のことばを発せれるチャンスです。心では思っていてもなかなか伝わらず、言葉にしてやっと伝わることって多くないですか?私の場合、ふだん口数が少なくてニコニコしていないものだから「いつも気が立っている」「不愛想」なんて妻に苦言されることあります。本心は全然違うのに、、、。以心伝心とか阿吽の呼吸とかいう日本人特有のコミュニケーション技術だよ、なんていうと時代錯誤に思われる時代なんですよね。なるべく思ったことは素直に口に出すこと、感動したら表現することを意識するように心がけしております。会社内でも同じですね。なるべく会話すること、コメントも思ったことを素直に綴ることで社員との距離が縮むのだと心得ております。メール、ラインなどでのコミュニケーションがノーマルになっているこんな時代だからこそ、アナログなコミュニケーション手段が大切になってくる気がします。想いをカタチへ。
5月が始まりました。ゴールデンウィークも終わりましたが、コロナ禍モードは拭いきれず、何となくモヤモヤの連休だったのではないでしょうか?それはいいとして私の中ではそれ以上にウッドショックの方が心打たれております。考えれば考えるほど心配事は募る一方なのですが、果たしていつまで続くことなのか?お客様にご迷惑をおかけして申し訳ないこと、そして会社経営のこと。私のようにどうしようもない不安な思いに駆られている方は少なからずいると思います。そこで、これに限らずで何かにぶち当たった時に思い出す言葉がこれなのです。私の年代に近い方は知らない人はいないと思いますが、S.スタローンの映画での数々の名言のうちの一つなのです。世の中良いことばかりではない。むしろ苦に近いことの方が多いはず。それを避けて通るのではなく、自分に与えられた壁と捉え、越えることで自身の成長につなげるんだという教訓ですね。どんなに辛く厳しいものでもしっかりと受け止めて止まらずに前進し続けること。そうやってロッキーも栄光と挫折を繰り返して世の中に認められる人になっていったんだと思うと、なんか勇気をいただけるんですよね~。自分をロッキーに被せて「前を見続ければ何とかなる!」
そう言い聞かせて自身を鼓舞している最近なのです。お客様のために、社員のために、家族のために。これをブレずに真剣に考え続ければ打開策は必ず出てくると信じております。