我が家には今年高校受験控える次男がおります。正直、出来は良くございません。なので、塾の先生から、「推薦合格をもらうために漢字検定3級を何が何でも合格させてください」というミッションを妻でなく、なぜか私にいただいたのです。しかも、自主的に勉強を行う子ではないため、塾以外の時間はお父さんが責任もって見てあげてくださいという。なぜなら、若干反抗期の息子は母の言うことは全く受け入れないからです(私は愛情の裏返しと思ってますが)。ここ1か月、トレーニング終えて帰ったら私に課せられる家庭教師の2時間授業。睡眠時間も減って、おまけに息子の出来悪い理解度にイライラが時として爆発してしまい、ストレスもたまる今日この頃。でも、最近思っているのは、息子と交わす会話だったり携わる時間が増えたことで、絆が深まっていること、そしていままでウル覚えだった歴史や、地理の知識だったり、漢字の習得も一緒に学べたりして、意外と私の役に立っているのです。子供の受験を携わることで、自身の学びの場として一緒に時間を共有できること。これって素晴らしいことじゃありませんか?人間は死ぬまで学び続ける生き物。経営を学ぶことも私の使命ですけど、こうした幼き頃学んだことをレビューできたのも息子のお蔭。感謝ですよね?私は決して学力ありきで人間の価値は図りたくありません。しかし、受験という苦労して壁を超えるプロセスは大人になるにあたって非常に大切なトレーニングとは思っている。なので、結果はどうであれ、息子には悩みもがいてもらって、何か答えを見つけてほしいなとは思ってます。