先日、ある企業が見えられて「会社の強み」について質問されました。みなさんなら何て答えますでしょうか?機動力?提案力?価格の安さ?まあ、これについては企業によって様々だと思います。私は、これからの企業の在り方に「人間力豊かな社員からなる会社」を強力に推し進めてゆきたいと考えます。上記に掲げた事項であったり、生産性高い企業は、もはやこれだけIT化が進み、かつAIの能力を導入したりすることが当たり前の時代になってくるとドングリの背比べになってくることは間違いないと思います。しかし、この人間力というパワーはAIでも分析できない奥深いものがある。絶妙なタイミングでの「言葉かけ」「配慮」「感謝」。こうしたフレーズは、若い人に伝えると時代遅れの扱いを受けがちであるが、こんな時代だからこそ、真価が問われ、効果を発すると思っております。これから長期高齢化を迎えます。ちょっと疎遠になったアナログなこと、たとえば手書きで書く礼状だったり、感謝や恩を感じたらメールやLINEではなく、直に言葉でいう「ありがとう」など。そんなことが商売繁盛の宝箱だったりするのではないでしょうか?そんなちょっとしたことをものすごく重要視する思いやり精神、感謝精神を重んじる企業確立に向け、様々な社員研修の実施や気づきの実践、朝の活力朝礼を取り入れたり、笑顔と元気な挨拶の実施など、まずは私から率先実践でもって社内に徐々に浸透できればいいなと。まだまだ発展途上ではありますが、そんなことを冒頭の質問を受けて考えたことでした。堂々と当社の強みとして言えるよう、私自身これからも学び続けます。