皆さんも座右の銘をお持ちかと思います。ちなみに私は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」をそれとしてます。「今週の倫理」という配信資料の中にたまたまテーマがこれだったのでフォーカスしました。実はこれ、自分が前職の所長になるときに今は亡き義理父からいただいたアドバイスでした。人は必ず上手くいっているときに天狗になってしまう時期がある。そんな時こそ、周りに支えられて自分があるということを思い返して、余計に謙虚にならんといかんよ、って。あれから15年近くが経ちます。自分の心に今でも浸み込んでいて、常に周りに支えられている自分を感じることができるし、周りに感謝ができるようになってます。当時、ピンとこなかった自分がおりましたが、時を経てしみじみと感じますし、いただいたアドバイスに感謝してます。今後あるべき企業体とは、まさにそこにあると思う。一人一人が支えられて自分が存在していることを認識できていると、そこに感謝精神が根付き、お互いに喜びや苦難を共有でき、利他の精神が芽生えるはず。会社の業績は細かく指示出さずとも自然と成りで右肩上がりでしょう。そんなこと考える社員から成り立つ企業なんてありえないと言う方もいらっしゃいますが、自分はそんな企業体を夢見てますし、また実現に向けて信じて動いております。だって自分がそう信じなかったら、会社はそうなるはずがない。こんな想いを社員へ要所要所で伝えてゆきたいし、これからも自分が率先して謙虚に頭を垂れて会社の舵取りをしてゆきたいと思います。