「働き方改革」この言葉聞くと、経営者はため息をつくくらい頭の痛い問題です。特に、大手と違って我々零細中小企業において、人員配置は余裕持っての体制ではなく、穴埋め作業は一苦労している社は多いはずです。しかし制度は待ったなし!当社もノー残業デイ設定したり、時短意識を高める指示を出したりして啓蒙してます。我々建築業界の若手社員の獲得は非常にハードルが高い。なぜなら、今の若手の働く職場基準に有給・残業レス・年間休日だったりのキーワードがキモのようで。これから我々業界が若手を積極的に受け入れたいのであれば、我々社員一人一人の意識を変えて、若手が来やすい環境づくりが必須なのです。わが社では年間9600時間もの残業時間が発生しております。もちろん金額に換算すれば経費は相当の額なので、経営者としては削減できるに越したことではないのですが、私の本質はそこではなく、若手が居座れる環境整備のためであることを社員全員に分かってほしいのです。30分、1時間/日の時短の実行は個々の意識で十分改善できることだと確信してます。何のための働き方改革なのか?今を見据えるのではなく、5年、10年先を見据えねばならないのです。数字とのバランスを考えるのは一苦労ではあるが、取り組む価値はある!まずは私から、そして役員、管理者がしっかり実践して定着への礎を築きたく思います。想いをカタチへ、カタチを感動へ。