夏の高校野球の季節です。この季節は球児をもつ親としては何とも言えないですね。
昨年引退した長男に続き、今年2年になった次男の活躍を楽しみにしている私ですが、今年のチームは3年生が1人という例の事態。
2年生が頑張るしかない中での初戦突破劇。息子の言葉にも「先輩を勝たせたい」そういう言葉が口に出るのがなんともうれしいのです。私は常日頃「何のために?」「誰のために?」というフレーズを口にします。
人は自分のためにと考えると甘えが先行して継続性がなくなってしまうため夢や想いの実現に難しいと思っています。
大切に思う第三者のためにという気持ちが想いを現実に近づける。そう感じております。
それが家族なのか、社員なのかは人それぞれでいいと思うのですが、そこから連帯性や絆を生むことができるから大切なのです。
野球の中でも企業の中でも発想は一緒。私は自分のことはまず隅において社員や得意先や仕入れ先のためにという発想を日々忘れずに
自分に言い聞かせつつ社長業を続けてゆければいいなと思います。私が日頃言い聞かせていることを次男の発した言葉が少なからず
裏づけているのかなと勝手に思ってはいるのですが、この大切な野球部という組織の中でさらに人間的に成長をしてほしいものです。