先日、ある企業が見えられて「会社の強み」について質問されました。みなさんなら何て答えますでしょうか?機動力?提案力?価格の安さ?まあ、これについては企業によって様々だと思います。私は、これからの企業の在り方に「人間力豊かな社員からなる会社」を強力に推し進めてゆきたいと考えます。上記に掲げた事項であったり、生産性高い企業は、もはやこれだけIT化が進み、かつAIの能力を導入したりすることが当たり前の時代になってくるとドングリの背比べになってくることは間違いないと思います。しかし、この人間力というパワーはAIでも分析できない奥深いものがある。絶妙なタイミングでの「言葉かけ」「配慮」「感謝」。こうしたフレーズは、若い人に伝えると時代遅れの扱いを受けがちであるが、こんな時代だからこそ、真価が問われ、効果を発すると思っております。これから長期高齢化を迎えます。ちょっと疎遠になったアナログなこと、たとえば手書きで書く礼状だったり、感謝や恩を感じたらメールやLINEではなく、直に言葉でいう「ありがとう」など。そんなことが商売繁盛の宝箱だったりするのではないでしょうか?そんなちょっとしたことをものすごく重要視する思いやり精神、感謝精神を重んじる企業確立に向け、様々な社員研修の実施や気づきの実践、朝の活力朝礼を取り入れたり、笑顔と元気な挨拶の実施など、まずは私から率先実践でもって社内に徐々に浸透できればいいなと。まだまだ発展途上ではありますが、そんなことを冒頭の質問を受けて考えたことでした。堂々と当社の強みとして言えるよう、私自身これからも学び続けます。
近頃東京での感染者数が日増しに増えていて、1日あたりの感染者数が連日100人を越えてしまいました。
今後予想される第2波は、すぐそこかもしれません。
現在は見学会に足を運ぶ人も増えてきましたが、いつまた緊急事態宣言が発動され、自粛ムードになるかわかりません。
そこで、今から準備しておくべき取り組みの中で、皆さん気になるオンライン集客を掘り下げて考えてみたいと思います。
ハウスメーカーや工務店の方は、今後の見学会が
・オンラインが主流になっていくのか?
・従来の来場見学会に戻るのか?
が、とても気になる所ではないでしょうか。
ちなみに4・5月は、やはりオンラインでの見学会が主流だったようです。
新型コロナウィルスの全盛期(4月〜5月)は緊急事態宣言もあり、ほとんどのハウスメーカーや工務店は、見学会の集客を苦戦したのではと思われます。
それに対応すべく、オンラインでの見学会を開催するハウスメーカーや工務店が増えました。
そして、オンラインでの見学会は、90%以上インスタライブでおこなわれていたといっても過言ではないと思います。
※今回のコロナによる自粛で、日本におけるインスタライブを視聴するアカウント数が、50%以上増加していたそうです。
ではオンラインで行う見学会は、どんなメリット・デメリットがあるのでしょう?
オンラインで見学会を行うことで主に2点のメリットがあります。
①集客がしやすい
②コンテンツ化できる
インスタライブ見学会のメリットとしては、さらに以下のメリットが挙げられます。
ライブ配信前に宣伝をおこない、一度の配信で大量のお客様に向けた見学会を開催することが可能。
ライブ配信中に、お客様とコメントで質問のやり取りが可能。←重要
ライブ配信後に、さらにDMで相談なども可能に。
もともと参加者がフォロワーなので、参加者の熱が高い。
ではデメリットはどんなことがあるのか?オンラインで見学会を行うデメリットは下記の点です
実際の部屋の広さや解放感などを伝えにくい。
直接見ているワクワク感には劣る。
参加者に見てもらう工夫や準備が必要。←重要
配信トラブル(通信障害など)のリスクがある。
デメリットはありますが、トライ&エラーを繰り返し行う事で
他社のマネできないコンテンツ作りにつながる広告方法だと思います。
来場の見学会は今後どうなるのか?
オンライン見学会の今後の位置づけとしては
①SNSや口コミ等で興味を持つ。
↓
②その会社の過去の実例を調べる。
↓
③オンライン見学会に参加して、間取りや建築における考え方を参考にする。
↓
④実際のモデルハウスや見学会に行き、契約まで進む。
このような流れの一部になる可能性は十分にある広告媒体に感じます。
皆さんも座右の銘をお持ちかと思います。ちなみに私は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」をそれとしてます。「今週の倫理」という配信資料の中にたまたまテーマがこれだったのでフォーカスしました。実はこれ、自分が前職の所長になるときに今は亡き義理父からいただいたアドバイスでした。人は必ず上手くいっているときに天狗になってしまう時期がある。そんな時こそ、周りに支えられて自分があるということを思い返して、余計に謙虚にならんといかんよ、って。あれから15年近くが経ちます。自分の心に今でも浸み込んでいて、常に周りに支えられている自分を感じることができるし、周りに感謝ができるようになってます。当時、ピンとこなかった自分がおりましたが、時を経てしみじみと感じますし、いただいたアドバイスに感謝してます。今後あるべき企業体とは、まさにそこにあると思う。一人一人が支えられて自分が存在していることを認識できていると、そこに感謝精神が根付き、お互いに喜びや苦難を共有でき、利他の精神が芽生えるはず。会社の業績は細かく指示出さずとも自然と成りで右肩上がりでしょう。そんなこと考える社員から成り立つ企業なんてありえないと言う方もいらっしゃいますが、自分はそんな企業体を夢見てますし、また実現に向けて信じて動いております。だって自分がそう信じなかったら、会社はそうなるはずがない。こんな想いを社員へ要所要所で伝えてゆきたいし、これからも自分が率先して謙虚に頭を垂れて会社の舵取りをしてゆきたいと思います。