3月を迎えました。ここ1~2年コロナ禍で仕入れ先様各企業の転勤を見合わせている中、今年は非常に多い。せっかく築いてきた関係構築の中で残念ではあるのですが、出会いもあれば別れもある。個々との付き合いと社と社の関係づくりであることも忘れてはいけないと思います。後任者とのこれからのご縁を活かしたいと思います。と同時に目立つのが退社である。特にこれからを背負う若い世代の業界離れが顕著である。慣れてきたと思ったら業界変更。これは痛い。そんなことに直面する問屋やメーカーの事例が特に今年目立っているような気がします。これは長い目で考えると大打撃と捉えて、業界が懸念しなくてはいけない問題である。上司部下とのコミュニケーション、各種ハラスメント、トレンドの受け入れなど。企業に問われる要素はてんこ盛りだ。そんな中で、当社も転換期を迎えつつあります。後ろを振り返りますと、15年先の私の後を背負う人材が見えていません。経営方針、社の目標は具体化されてはいるが、その想いを踏襲してくれ、担うであろう20代30代が圧倒的に足りておりません。しっかり新卒を確保できている企業ある中で当社は今年も採用に失敗しています。来年度の新卒獲得に向けて3月より動いてゆきますが、今のトレンドや世代のニーズをしっかり理解して目線を変えて臨んでゆきたく思います。とにかく次世代を見据えて動いてゆきたいです。