小堀材木店では、今期より働き方改革の一環でノー残業デイ(NZデイ)を設定して社員全員に時間見て一日の仕事をこなすことに慣れていいただいております。事前に設定した日をあらかじめ告知して、当日は全員18:00には帰社するという試みです。これについて、いろいろ思う社員もいることは重々承知してますが、我々業界も変わらねばいけない時代に差し掛かっています。もちろん、お客様ありきですから我々の想いだけですべてを進めるわけにはいきませんが、少なからず意識レベルで改善できる時間はまだまだありそうです。まずは社員には一日0.5~1Hの時短を考えた動きをお願いすることで、さらに生産高い企業を目指すことが可能です。年間の目的目標を具体化して動く作業は当然大切ですが、日単位でもそれは言えること。一日何を予定して何時まで終わらせるか?受け身の姿勢より一日の充実度は格段に違う。これが年間250日の稼働で換算すればどれだけの生産性が上がるだろうか?とにかく残業や休日出勤してでも、できるだけたくさんの時間を仕事に費やすことで売上と利益を確保するというやり方は、もはや時代遅れの考えかもしれませんね。それよりも社員一人一人のQOL(生活の質)を高めることで、社員のモチベーションだったり、仕事へのやりがいだったりを見いだせ、結果会社の業績向上につながるのだと私は確信してます。ですから、休み=土日という概念を取っ払い、すべての曜日の帰社後の生活の有意義さを味わってほしいのです。家族や大切な人との時間、趣味の時間をもっと増やしてほしいのです。あとは年間で削減できた残業時間は賞与などで社員に還元すればその意義が出てくるのではないでしょうか?職場環境の改善はゴールの無い永遠のテーマです。改善を面倒くさがらず、恐れずに続けることが企業改善の必須条件です。我々住宅業界においてこの残業だったり有給消化だったりは一歩ずつの前進が必要ですね。