ここのところポジティブなニュースが少ないので、いつもと違う情報発信してみます。
最近在宅ワークになった友人達と近況や情報を交換している中で、コンサルティングサービス業をしてる友人と話をする機会があり、こんな問題を出されました。
もしかしたら有名な話なのかもしれませんが、
「ラーメン店と汁なしまぜそば専門店は、どちらが儲かる?」
という問題です。
皆さんはすぐにわかりますか?
正解は
「汁なしまぜそば専門店」だそうです。
友人曰く、少し前から都内近郊の二郎系や関西の二郎インスパイア系の店は、スープの量を減らした商品を出している傾向らしく(「歴史を刻め」等)
こいつはどんだけラーメン好きなんだ、と思って聞いていたんですが、これにはちゃんと理由がありました。
・仕込み
ラーメン店の差別化要素の一つがスープだとしたら、汁なしまぜそば専門店はそれがほぼ無い。
結果、労働時間も準備も普通のラーメン店より短い時間で店を開けられます。勿論、その分の光熱費も仕入れも不要。
それで客単価は変わらない商売が出来るのが最大の違い。
ラーメン店はこのスープの仕込みが何よりつらいそうです。
これは人材雇用や離職率にも直接関係してきます。
・廃棄ロス
一般的に品数が多い店ほど廃棄ロスは多い。一方で汁なしまぜそばは専門店は殆どで
麺、タレ、油、豚肉、煮卵、メンマです。
ぶっちゃけ、どの素材も全部捨てる事なく翌日も使える材料で出来ています。これは廃棄ロスがほぼ無いと聞きました。
さらに友人が言うには、今回の新型コロナの自粛要請によりかなり多くの飲食店が廃業の危機になるかもしれないとのことでした。
ウィズコロナ・アフターコロナでは、新しいビジネスモデルへの変更を余儀なくされる業界も多そうです。
そんな時には頭を柔らかく、新しいビジネスの視点を持つことが大切かもしれません。